ジュリークと同じ年、35歳の価値観

ジュリークが誕生した1985年生まれ、
35歳の方にインタビュー。
変遷する時代の中で培われた
35歳の価値観とは?

Interview 02

野田若葉さん

フォトグラファー

福岡出身、スウェーデンの大学で写真を学ぶ。帰国後、舞台写真家のアシスタント、スタジオマン経験を経て、土屋文護氏に師事。独立後、みずみずしい感性を武器にさまざまな媒体でファッションフォトやビューティフォトを手掛け、活躍中。

Wakaba’s Value01

必要最低限なものが買えれば、それでいい。 欲張らなくていいし、頑張り過ぎたくない

必要最低限なものが 買えれば、それでいい。 欲張らなくていいし、 頑張り過ぎたくない

雑誌やWEBでファッションフォトグラファーとして活躍する野田さん。「中学生のころから写真を見るのが好きだったんです。蜷川実花さんやHIROMIXなど女性写真家が活躍していたのがちょうどそのころ。地元・福岡で、雑誌の裏原宿特集を読み漁り、都会へ憧れを抱いていましたね。仕事として写真を始めたころは舞台の記録写真を撮っていたのですが、結果として今、ファッションフォトへ転向したのも、中高生のころ読んでいた雑誌への憧れが大きかったからかもしれません。上の世代の人たちのように、ブランド全盛時代でもなかったのでブランドに対しての憧れはあったとしても、持っていないことに特別引け目も感じません。必要不可欠なものが買えるだけのお金があれば、そんなに欲張らなくてもいいのかなって。」

自分にとって好きなもの、こだわりのあるもの、 心地よいものをより大切にしていきたい

自分にとって好きなもの、 こだわりのあるもの、心地よいものを 大切にしていきたい

2020年時点で平均年齢47.2歳*という日本において、1985年生まれの35歳は働く世代として真ん中あたりにいる。「一緒に働く人たちが上も下もプラスマイナス20歳ぐらい。ちょうど中間にいるせいか、いろんな世代の価値観に触れられるのが今の私の年代。そしてそれがありがたいなぁと思います。期せずして、コロナ禍という非常時の生活を体験したことで、今、本当に必要なことやモノは何かを考えるきっかけにもなりました。お金や経済はもちろん大切だけど、自分にとって好きなもの、こだわりのあるもの、心地よいものをより大切にしていきたいなと改めて思っています。」

※出典:国立社会保障・人口問題研究所(2020年9月8日)

Wakaba’s Value01
Wakaba’s Value02

スウェーデン留学時代、ゴミの分別システムが 日本と全く違うことに驚きました

スウェーデン留学時代、 ゴミの分別システムが 日本と全く違うことに驚きました

高校生のころ、姉妹都市の交換留学でスウェーデンへ。「いくつかある候補の国のなかでスウェーデンを選んだ理由は『長靴下のピッピ』や『やかまし村の子供たち』という子供の頃に読んだ児童文学の世界観が大好きだったから。スウェーデンで暮らしてみて驚いたのは、本当に細かくゴミを分別して捨てること。生ごみは堆肥となるよう、緑の専用ごみ袋に入れて捨てることになっていたり、町や村に歩いて行ける距離で小さな山小屋のような、可愛いゴミ捨て場があって24時間いつでもゴミを捨てられるようになっていました。ゴミのリサイクルやリデュースという考えが当時(2000年初頭)、私の暮らしていた福岡の田舎ではまだまだ浸透していなくてスウェーデンの人の環境意識の高さにカルチャーショックを受けましたね。」

  • ストックホルムのゴミ回収ボックス。生ごみだけプラスチックの緑の袋に入れて、その他の可燃ゴミと一緒にここに捨てます。

  • 生ごみを捨てる時に使う専用の緑のごみ袋。回収されたごみの中からこの袋だけを分別し、バイオガスと堆肥に再利用するそう。

Wakaba’s Value02

©Wakaba Noda

Wakaba’s Value03

自然と共生する暮らしだから 環境問題も身近に感じるのかも

交換留学を機に水と空気と光が美しいスウェーデンに魅せられ、彼の地の大学に進学し、写真を学ぶことに。「現地の大学では当時、風景写真を撮っていたのですが、スウェーデンは緯度が高いせいか、空気がきれいなせいなのか、湿度が低いせいなのか、今でも理由はよくわからないけれど、とにかく光がきれいで写真を撮るのが本当に楽しかった。視界を遮るものがあまりなくて、東京や福岡とは空の広さが全然違う!そんな風に日常で自然を身近に感じるせいか、スウェーデンの人々は環境意識もすごく高くて。スーパーに行くと、オーガニックの食材や化粧品、洗剤とどれもがバリエーションが豊富で、選択肢が多いんです。オーガニックなものを選ぶ人が多いから値段も比較的抑えられていましたし。日本でもオーガニックを選択する人が増えて、もう少しオーガニックでないものとの価格差が抑えられるといいのにな、と思っています。」

Wakaba’s Value03

©Wakaba Noda

野田さんのサステナブル

Wakaba’s Sustainable Tips

  • ケミカルな生理用ナプキンに比べて、面倒なことやカメラマンの仕事に支障が出るのではと使用前は不安だった布ナプキン。使ってみたら、全く問題なし。それどころか、むしろ体の負担が軽減しました。

Recommend

関連記事

↑