広大な敷地内では現在、ローズやラベンダー、カモマイル、ペパーミントにエルダーフラワー・・・次々と花を咲かせるハーブの収穫作業を行っています。
10月のコラムの中でも触れていますが、手摘みで収穫した植物は、畑のすぐそばにある乾燥小屋に移動させて、ひとつひとつ丁寧に広げて乾燥させています。

ジュリーク独自のハーブブレンド

乾燥小屋で植物を乾燥させた後は、それぞれのハーブをブレンドするジュリークオリジナルの「バイオダイナミックブレンド」という工程があります。 ブレンドに使用しているレシピは、長年研究を重ねていく中で生まれたジュリークならではのもの。ブレンドの工程はアイテムの効果と直結するため、ハーブやレシピの内容を専門的に理解し、かつ正確な仕事ぶりが要求されるので責任重大です。
元シェフや元看護師、化粧品作りの現場で原料の調合に携わっていたスタッフなど、「ブレンダー」と呼ばれる専属スタッフがこの工程を担当し、大切に育てられたハーブを確かな腕でブレンドしています。

ブレンダーは、ハーブを使った
スキンケアコスメの料理人

ブレンドのレシピは40種類以上。
たとえば、オイルスキンのバランス調整には、収れん効果や洗浄効果を持つ製品を作る植物群が重要とされ、バーダック(ごぼう)、デイジー、エキナセア、レモンバーム、ローズマリーなどのハーブがグルーピングされています。さらに、これらをサポートする成分として、水に浸したアーモンドやオートミールなどを入れる場合も。
さまざまな肌タイプや効果別にレシピが作られています。