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ようこそ!ジュリークのピュア旅inアデレード

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ファームツアー、ピクニック、
スパにワインランチも。

凄いよ!
ジュリークオーガニック認証自社農園

WRITER PROFILE

馬田草織(ばださおり)

文筆家・ポルトガル料理研究家。東京都生まれ。出版社で食を中心に雑誌編集に携わり独立。 食や旅を中心に執筆。素朴で親しみやすいポルトガルの食に魅了され、一般家庭のキッチンからレストランの厨房、ワイナリー等への取材を行っている。著書に『ようこそポルトガル食堂へ』(産業編集センター・幻冬舎文庫)、『ムイトボン!ポルトガルを食べる旅』(産業編集センター)。料理とワインを気軽に楽しむ会「ポルトガル食堂」を主宰し、定期的な料理会やイベントなどを開催している。

ちょっとやそっとの癒しでは解きほぐされない、まことシビアな日常を生きる私たち。だからこそ、いつか行くべき場所がある。それはオーストラリアの南、アデレードにあるジュリークオーガニック認証自社農園(以下農園)。ここは世界中にファンを持つオーガニックコスメの本拠地であり、自然の力に満ち溢れた力強い土地。
という話は前回ご紹介しましたが、今回はさらにそのジュリーク農園について、聞くだけで顔がニヤけてしまうような素敵このうえない楽しみ方をお伝えします。
農園という名前にうっかり畑のお散歩的なことをイメージしてしまいがちですが、それは早合点というもの。オーガニックコスメの聖地には、あなたの想像をはるかに超える、ナチュラルでラグジュアリーなイベントがたくさんあるのです。

周囲には星付きの素敵なレストランや
注目ワイナリーが点在

まずは農園を目指してしばしドライブ。アデレードの街から内陸に進んだ森の奥、丘の上のアデレードヒルズに広がるジュリーク農園へ向かいます。どの都市も自然と隣接するオーストラリアゆえ、農園も街から車で約30分ほどと近いそう。すぐそばに広大な自然が広がっている環境って、街自体も健康そう。しかもPR担当の五耒千里さんによると、このドライブ中の眺めはひたすら絶景しかないのだとか。

「市街地からアデレードヒルズまでの道のりは、地図で見ると森林地帯を示すグリーンが広がる地域。この辺りは水源豊富で水質もよく、標高700メートルほどのマウント・ロフティーがもたらす涼しい気候のお陰で、ワイン用のぶどうを育てるのに適した環境のもと、60を超えるワイナリーがあります。たとえば、ジュリーク農園にほど近いザ・レーン・ヴィンヤードでは、360度広がる畑の中に地産地消を掲げるレストランやお洒落なテラスがあり、ワインや食事をこの土地の眺めごと味わえます。ほかにも一帯には星付きのレストランなどが点在していて、誰もが自然の恵みを体感しに訪れるのです。ジュリーク農園と組み合わせて、自分を満たす旅のプランニングもいいですよね」

なんでしょう、その魅力しかない壮大な癒し旅は。自然がもたらす絶景に囲まれたなら、お疲れ気味の私たちもきっと心地よく欲望を満たしつつ、生まれ変わったぐらいにリフレッシュ出来る気がしてなりません。

人と自然のオーガニックな在り方を追及した
ジュリーク農園

人の心と身体を癒すには、人工的なものの対極にある自然の力に頼るべき。そう考えた創業者のクライン博士と植物学者ウルリケ夫人が、母国ドイツからオーストラリアのアデレードに移住し、ピュアでナチュラルな原料を求めて開いたのがこのジュリーク農園だと、五耒さんは話す。

「1985年の創業時から、ここでは究極のオーガニック農法と言われるバイオダイナミック無農薬有機農法を実践しています。1年目はまず小さめな敷地を購入し農園としてスタート。最初は自宅のキッチンでプロダクトを作っていました。もちろん、原材料はこの農園で採れた花やハーブ。これがまわりの人達に大好評で次第に評判を呼び、少しずつプロダクトが増え、ブランドも成長したのです」

規模の大きくなった現在、農園は毎年NASAA(バイオダイナミック無農薬有機農法の認証を行う第三者機関)による厳しいチェックを経ているそう。

「農園では畑の土づくりに始まり、ハーブや花などの育成、収穫、乾燥、さらに近くにある工場で植物エッセンスの抽出と、プロダクトにするまでの全プロセスをブランド内で一貫して行っていて、ここにジュリークの全てがあると言っても過言ではありません。だからこそ、NASAAのような客観的な目が重要。他者の冷静な評価を受けながら常に農園を自然の力が最大限活かされる状態に保ちつつ、働く私たちのウェルビーイング(幸福で心地よい状態)も大切にしているのです。最近ではSDGsを掲げる企業が増えましたが、私たちは創業当初から自然との共存を大前提とし、周囲の森に暮らす野生動物の通り道の確保や雨水の再利用、ソーラーパネルによる自家発電など、持続可能な農園の維持に努めています」

そんな独自の世界を直接体感できるのが、ジュリークが開催するオーガニック自社農園ツアーだ。

花やハーブの咲き誇る農園ツアーでは、
特製ハーブティーやはちみつも

基本の農園ツアーは約1時間半のプログラムで、平日と土曜日の午前中に体験できる。オーストラリアジュリークのサイトから予約が可能だ。

「ジュリークの農園は広大です。プロダクトに使われる花やハーブ、植物類は多種多様で、花は季節ごとに次々と咲きます。ローズやカレンドラ、マシュマローなどの畑では、見学者が香りに包まれながら花を摘んだり、そのほかこの農園で育つ植物の種子や苗木、植物の品種、何にどのような力があるのか、あるいはバイオダイナミック無農薬有機農法についての知識なども分かりやすくご紹介しています(詳しい内容は、今後のこの連載でお届け予定)。さらに私たちの畑では養蜂も行なっていて、畑でとれる特製はちみつや農園でしか味わえないハーブティーもテイスティングできます。もちろん、農園内のショップでプロダクトや限定品の購入も。ここまでが基本的なファームツアーの内容です。」

ツアーのあとには
スパでのトリートメントや
レストランでのランチ、
ピクニック体験も

農園ツアーを体験した後も、せっかくだからもっとジュリークの魅力に触れたり、アデレードヒルズを楽しみたい、という人もきっといるはず。そんな人向けに、実は農園ツアーにはVIPツアーというものも用意されている。VIPすなわち、Very Important Person! そう、大事にされたいんですよ、私たち疲れた大人たちは。

「VIPツアーは、8時間かけて楽しんでいただくプログラムです。ジュリーク農園ツアーの後はツアーホストが同乗するリムジンに乗り、アデレード市内のジュリークスパに快適なおもてなしで移動します。スパではセラピストによる個別カウンセリングから始まり、顔、首、デコルテのマッサージとトリートメントを含めたフェイシャル、さらに疲れた足をいたわるフットケアを受けていただきます。その後、地元が誇るチョコレートとジュリークのハーブティーで心も体もととのえたら、締めくくりは地元のオーガニック素材をふんだんに取り入れたランチ。朝から夕方までをゆったり過ごせるツアーです」

ちなみにリムジンの快適なおもてなしには、ウェルカムドリンクも含まれるらしい。走る楽園だー。

さらにこのほかにも、農園ツアーにヒルズグルメピクニックを組み合わせたスペシャルツアーもあり。こちらはアデレードヒルズの自然を感じながら料理とワインを満喫できるツアー。ハーンドルフヒル・ワイナリーでチョコレートとワインのマッチングを満喫し、さらにザ・レーン・ヴィンヤードでロングランチを堪能できるという流れ。しかもオプションで、森の中の宿泊先の提案もあり。これはもう、アデレードヒルズのフルコース。

もう少し円安が落ち着いて海外への旅が再び身近に感じられるようになったら、アデレードの約束の地へ解きほぐされに行こう。そんな思いを胸に、窮屈な日々をあと少し駆け抜けましょう。それまでもうしばらく、妄想の旅におつき合いください。

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