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jurlique(ジュリーク) 公式オンラインショップ

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ようこそ!ジュリークのピュア旅inアデレード

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人間の都合による効率の良さや
合理性とは真逆の発想で。

手間も時間も惜しまずに
植物のパワーを最大限
抽出する
秘密のテクニック

WRITER PROFILE

馬田草織(ばださおり)

文筆家・ポルトガル料理研究家。東京都生まれ。出版社で食を中心に雑誌編集に携わり独立。 食や旅を中心に執筆。素朴で親しみやすいポルトガルの食に魅了され、一般家庭のキッチンからレストランの厨房、ワイナリー等への取材を行っている。著書に『ようこそポルトガル食堂へ』(産業編集センター・幻冬舎文庫)、『ムイトボン!ポルトガルを食べる旅』(産業編集センター)。料理とワインを気軽に楽しむ会「ポルトガル食堂」を主宰し、定期的な料理会やイベントなどを開催している。

どこまで素材にこだわり、
どこまで時間と手間をかけるか。
それが問題だ

良いものを世の中に送り出そうとするときに、誰もが悩むこと。それは、どこまで材料にこだわり、どこまで手間と時間と予算をかけるか。そしてそれは、スキンケアの世界でも同じこと。世界で支持を集める人気スキンケアブランドも、その多くが良質な原材料や製造過程にこだわっている。

そもそも古くから私達人間は、さまざまなやり方でハーブや花など植物の力を化粧水などスキンケアのアイテムに落とし込んできた。現在主流になってきているスキンケアアイテムは、過去に学んだ方法を更にブラッシュアップしてきたものと言える。ハーブにしろ花にしろ、せっかく自然な環境で健康的に育ったものなら、それらから製品を生み出す加工のプロセスもできるだけ自然な方法がいい。人間の肌につけるものは限りなく自然なものがいいという考え方は、もはや当たり前なのだ。なぜなら人間もまた、自然界の一部だから。

とはいえある程度の量を生産するとなると、こだわりたい一方でできるだけ効率良く、予算内でといった現実の問題も見えてくる。そしてその見極めは、ブランドによってさまざまだ。

ジュリークの創業者であるクライン夫妻が、オリジナルのスキンケアブランドを立ち上げる際に最も大切にしたこと。それは、まずは生きている植物の力を100%以上生かすために、手間や時間を惜しむことなく最善の工程を見極めることだった。それがひいてはスキンケアアイテムの質となるからだ。どんなに手間や時間や予算がかかっても、本当に良いものを作ることで、いずれは消費者に認められるブランドになるという信念があった。人間の都合による効率の良さや合理性とは真逆の発想から、このブランドのアイテムは生まれてきたと言える。

その根本的な哲学が理解できると、ジュリークが行っている極めて特殊なこだわりと製造過程は、突飛ではなく自然なものと理解できる。オーストラリアの自然豊かなアデレードの丘に、畑の土づくりからこだわった広大なオーガニック認証自社農園をもち、自ら原料となる植物を栽培し、アイテムの製造も最初から最後まですべて手掛ける。自分たちが愛情をかけ、いちから育てた植物の恵みを一切無駄にすることなく肌に届けたいという信念があるからこそだ。世界でもここまで徹底しているブランドは非常に珍しい。

このように植物の力を100%以上引き出すべく研究が進められた結果、オリジナルの製造工程が生まれた。ジュリークの商品の製造工程における代表的な特長は2つ、複数の植物を独自の配合レシピでブレンドする「バイオダイナミックブレンド」(詳しくは第6回)と、そこで得た植物エキスを蒸留・ろ過・灰化処理・再結合させる「バイオイントリンジック製法」にある。

独自の研究と温故知新メソッドの
ハイブリッド。
バイオイントリンジック製法

バイオ(生物の)イントリンジック(本質的な)製法が普通と違うのは、成分抽出のプロセスが3つの工程に分かれていることだ。これにより、余すことなく植物の成分を抽出する。まず最初は、薬品や溶剤を使うことなく水蒸気だけで丁寧に時間をかける水蒸気蒸留法により、水溶性の植物エキスとエッセンシャルオイルが抽出される。

次に蒸留後に残った植物エキスをろ過し、再度成分を抽出。油溶性エキスや発酵性成分などが抽出される。この工程で成分が低分子になり、肌に浸透しやすくなる。

最後に残った植物は600度から900度の高温で焼かれて灰となる。灰はピュアなミネラルソルトであり、残った灰からさらにミネラル成分を抽出する。このミネラルには現代の科学ではまだ解明できない成分も含まれていて、研究は現在進行形だ。ハーブやバラの花びらなどが燃やされるその様子は、神秘的ですらある。

以上の3工程それぞれでできたエキスや灰などの物質を再結合し、本来の植物が持つパワーを最大限に引き出すスキンケアアイテムが生まれる。

古代の錬金術+現代科学が生み出す
スキンケアアイテム

ジュリークが独自に見出したこのバイオイントリンジック製法は、実は古代の錬金術の技術に基づく「スパゲリック抽出法」に現代科学を組み入れたもの。つまり、古来からの方法をベースに考え出されている。

金属鉱物や植物成分などを編成・抽出する技術の中でも、特に有名なのが錬金術。これらは古代エジプトで研究され始めた。この技術は、その後長寿や健康増進につながるパワフルな薬品を生み出す技術に応用されてきた抽出法だ。ハーブなどの植物に、蒸気蒸留・液体抽出・燃焼の3つのアプローチを行い、その過程でできたエキスや灰などの物質を、さらにそれぞれ分離・精製・再結合することにより、パワーのあるエネルギッシュな抽出成分を作り出す。まさにジュリークが実践している製法の基礎がここにある。

古来からの抽出方法をベースに独自の研究を組み合わせた製造工程は、オーガニックな素材に独自のアプローチで迫ることで、自然の一部でもある人間に最もやさしく働きかける力を持ったスキンケアアイテムと言える。まさにこれは、人間の叡智の積み重ねともいえるのだ。

そうやって人は昔から、健康や美しさを保とうと努力してきたということだろう。最新のスキンケアアイテムの製造工程を詳しく知ることで、美しく健やかでありたいと願う気持ちが、現代も古の人も同じだったという事実をあらためて知る。そう考えると、人の普遍的な願望が垣間見え、人間の存在そのものがいじらしく愛らしく思えてくる。忙しいとつい忘れてしまうが、本来自分を愛しむという行為は動物の本能なのだろう。

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