表面の感触にごまかされないで。
汗とうるおいは別物です

梅雨が明け、念願の青空との再会が叶っても、ああ爽やか！とは言い切れないのが日本の初夏。強まった日差しが強烈に肌を差してくる一方で、湿度が高く蒸し蒸しとした日々がやってきます。汗ばむ陽気の日には肌もベタつきを感じ、ハンカチや汗拭きシートなどでスッキリしたくなりますが、このベタつきが危険信号。汗とともに肌のうるおいも流れ出ていて、内側はカラカラの「インナードライ肌」に陥っているかもしれません。
こうして水分・油分が不足した上に強い紫外線の刺激も加わった肌は、バランスを崩してざらつきやごわつきを引き起こしがち。表面のベタつきに惑わされてなんとなく夏をやり過ごしてしまうと、秋には乾燥と紫外線による肌ダメージがすっかり蓄積することに。先手必勝のお手入れが肝心です。

気がつかない間に「インナードライ肌」に・・・

美容オイルのサンドイッチ使いで
柔らかさとうるおいを包み込む

週1回のクレイマスクでも古い角質を取り除くことができますが、インナードライに傾きがちなこの時期のごわつきは普段より手強いので、さらに美容オイルでのサンドイッチ使いがおすすめ。最初にごわついた肌に美容オイルを塗布して柔らかくしてからクレイマスクを使います。これだけでふわっと柔らかくなりますが、化粧水・美容液をのせたあと、さらにうるおいを閉じ込めるために美容オイルをオン。これでうるおいをたっぷり湛えたふかふか肌に。
肌だけでなく、ボディもごわつき始めているはず。入浴タイムにはボディウォッシュですっきりと汗を洗い流し、週に１、２度はボディスクラブでごわつきをオフ。入浴後はベタつかないタイプのボディローションで全身保湿ケアも抜かりなく。毎日のていねいなお手入れで、ふっくらとうるおった肌をキープしましょう。