Interview
#03
大草直子さん
Naoko Okusa
服も、食器も、家具も。
お気に入りを長く使います。
長く愛せるものだけを購入。
環境にもお財布にも優しい
私なりのサステナブルな取り組みは、すぐ捨ててしまうような無駄なものは買わないことかな。洋服に関していえば、経年劣化がむしろ味になる天然素材のものを選ぶようにしています。例えば麻のシャツなら、おろしたてのパリッとした風合いがある間はキレイめのパンツと合わせます。着こんでくたくたになったら、うちでくつろぐ時にさっと羽織れる部屋着に。部屋着の役割が終わったら、夏のバカンスで着るビーチウェアに。そんな風に一枚のシャツを10年は着ているかも。
娘たち世代の自由な
シェア文化に感心します
娘が育ち、背格好が同じぐらいになったので洋服はよくシェアしています。シェアといえば娘たちの世代にびっくりしたことが。家族はともかく、友達同士でも普段着の貸し借りを気軽にしている!!
シェア文化が確実に育っているんだなぁと。いたずらにモノを増やすことが減るのでこれもサステナブルの一環ですよね。
洋服だけでなく、カトラリーやお鍋などキッチンで使うものも厳選。食器は洋食にも和食にも合うブルーやグレーで統一しています。来客用の食器もあえて持っていません。「これにはこれ!」と用途を限定するのではなく、細いフルートグラスをナプキンリングの代わりにするなど、ユーティリティの高いものを使えば、省スペースにもなりますよ。
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食器や鍋などキッチン用品はインテリアの一部。棚やテーブルに出しておいてもサマになるデザインを選ぶようにしています。
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お花を飾ることが私のリフレッシュ。玄関、リビング、寝室と同じ花でも飾る場所を変えるたびにアレンジも変えて何度も楽しみます。
Naoko’s
Favorite Jurlique
「美容的にはNGと知っていても太陽が大好き。日焼け肌は乾燥すると美しくないのでこのオイルが私の美容の救世主です」。
大草直子さん
スタイリスト
WEBマガジン『mi-mollet』コンセプト・ディレクター。自らの視点と言葉でライフスタイルを発信する新メディア『AMARC』も好評。