ビジネスも種まきから収穫まで 自分の目が行き届く範囲で行うのがちょうどいい。
ビジネスも種まきから収穫まで 自分の目が行き届く範囲で 行うのがちょうどいい。
2010年、オーガニックコスメ専門店の立ち上げに関わり、ディレクターとして6年半働いた経験をもとに、現在はフリーランスの立場でオーガニックコスメを取り扱う企業のコンサルティングをしている佐藤香菜さん。
「前職でオーガニックコスメの会社さんとやり取りするなかで、せっかくいいものを作っていても、ブランドの特性の分析や売り出し方に改善の余地がある会社さんがとても多いと感じていました。そういったブランドのサポートをできたらと、現在、コンセプト立案、商品開発、販路拡大、SNS運用をはじめ、あらゆることをお手伝いしています。一人で丁寧に行っているので、コンサルティング事業の規模を大きくしたいという気持ちはあまりなくて。むしろ企画の種まきの段階から関わって、収穫するまで自分の目で見届けたいという思いが強いですね。」
自分と大切な人たちが 心豊かに暮らせることがなによりも大切
自分と大切な人たちが 心豊かに暮らせることが なによりも大切
「私たちの世代はいい意味で冷静。兄弟構成でいうと、中間子(真ん中の子)のイメージ。上と下の両方を見て、行動している感じです。世代としてもバブルでも、氷河期でも、ゆとりでもない。自分と大切な人たちが心豊かに暮らせるなら必要以上に多くを求める気がないんです。一人で過ごす時間も好きですし。これからの時代、小規模ビジネスがより活発化していく気がしています。少数精鋭で必要があれば案件ごとにチームとして力を結集するぐらいでちょうどいいんじゃないかなって。」